【OpenAI】AIで生成した文章を見分けるツール『AI Text Classifier』使ってみた!

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2023年7月20日をもって、AI Text Classifierは使えなくなりました。本記事はサービス利用停止前の内容です。ご注意ください。

As of July 20, 2023, the AI classifier is no longer available due to its low rate of accuracy. We are working to incorporate feedback and are currently researching more effective provenance techniques for text, and have made a commitment to develop and deploy mechanisms that enable users to understand if audio or visual content is AI-generated.

2023 年 7 月 20 日の時点で、AI 分類器は精度が低いため利用できなくなりました。私たちはフィードバックの導入に取り組んでおり、現在、テキストの出所をより効果的に調べる手法を研究しており、オーディオまたはビジュアル コンテンツが AI によって生成されたものであるかどうかをユーザーが理解できるようにするメカニズムの開発と導入に取り組んでいます。(Chromeの翻訳機能を使用)

https://openai.com/blog/new-ai-classifier-for-indicating-ai-written-text
この記事でわかること

・Open AI「AI Text Classifier」の概要

・AI Text Classifierの使い方

・人間の書いた文章と判別させることは可能か?

ダニエル

OpenAIがAIで書いた文章or人間が書いた文章かを判別するツールを開発中。トライしてみました。

2023年1月31日のOpeAIのブログで発表がありました。

Open AIのホームページから実際に使うことができたので、早速使ってみました。(上記リンクからお試しするにはOpen AIのアカウントが必要です)

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また、当サイトではオススメのAIライティングツールを紹介しています。興味のある方はコチラもぜひご覧ください。

目次

Open AI「AI Text Classifier」の概要

AI Text Classifierの概要は以下の通りです。

  • AIで生成したテキストを検出するツール
  • 必ずしも正確ではない。
  • 1000文字以上から検出可能
  • 対応言語は英語のみ。英語以外のテキストだと間違う可能性が高い。
  • 大人が書いた文章を学習しているため、子どもの書いた文章でも間違う可能性が高い。

現段階ではフィードバックを求めており、将来的には問題点を改善して共有したいとのこと。

AI Text Classifierの判定ライン

AIテキスト検出装置の判別5段階
AIテキスト検出装置の判別5段階

AI によって生成された可能性が非常に低い、可能性が低い不明可能性がある、または可能性が高いの5段階で判別されます。実際に英語での表記はこちら→very unlikelyunlikelyunclear if it ispossiblylikely 

例文を使ってトライできる

どんな文章がどんな判別をされるのか?

お試し(Example)として、3パターンのテキストを用意してくれています。

  • AIが生成したテキスト
  • 人間が生成したテキスト
  • 人間が書いた文章をAIが間違ってAIと判断するテキスト

AIで生成した文章を人間の文章と識別させることは可能か?

今後のAIライティングツールの発展を切に願うAIプレイヤーとして、ここは検証しておきたいと。AIが生成した文章でも「人間が書いた文章」と判別してしまうような抜け道があってはいけません。

ということで、ChatGPTを使いいろんなパターンでリライトしてみました。

結論として、下記の流れでAIで生成した文章を「unlikely」と識別させることに成功しました。

STEP
Exampleから「AIが生成したテキスト」をコピー
STEP
ChatGPTにペースト「会話調で1000〜1200字でリライト」を指示
STEP
生成された文章をコピー。AI Text Classifierにペースト
STEP
AI Text Classifierで「unlikely(AI生成の可能性が低い)」と判定

実際の画面がこちら。

ChatGPTで会話調にリライト

↓↓↓

ChatGPTで生成した文章をAI Text Classifierがunlikelyと判別

ChatGPTでリライトする時に「会話調で」という指示をして生成された文章で「unlikely(AI生成の可能性が低い)」の判定が出ました。

ダニエル

さて、教育現場で会話調でリライトする生徒がいるのか。可能性は低いですがOpenAIに一応フィードバックを送りました。お忙しいところ大変恐縮ですが、改善の足しになったら幸いでございます。

AI Text Classifierフィードバック

ダニエルの感想

OpenAIは本当にすごいと思います。今回ご紹介したこのAI文章検出ツールは、短期的に見ればChatGPTの利用者が減ってしまうかもしれません。しかし早期に「AIに丸投げ」を防ぐための開発を進めてる。先手先手で動いてる。長期的に発展していくこと間違いなしと強く思いました。

WSJで下記のようなニュースがありました。

「ChatGPT 作成者は、290 億ドルの評価額で株式を売却することについて投資家と話している」とのこと。現段階ではなんとも言えませんが、これからも盛り上がってきそうですね。毎日情報収集だけでへとへとです。でも、ワクワクもしています。大人になっても長らく趣味がありせんでしたが、AIツールで遊ぶことが趣味になりつつあります。

ただもっと楽しむには楽しみを伝えるには、このサイトも情報力をつけるためにももっと頑張らないとダメですね。AIの勉強しながら、AIを知らない方々の半歩先を進みながら、情報発信できればと思っております。

ダニエル

最後まで読んでいただきありがとうございました

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